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さくらのホームページ教室

ゼロから始める「Google検索の基本を学ぶ」のポイント解説

「Google ウェブマスター」から「Google 検索セントラル」へと名前が変わり、Google検索で上位表示(SEO)の基礎が分かる、スタートガイドが公開されています。 とはいえ、ちょっと専門用語が多いので、本コラムでは企業のWeb担当者様や初心者の方に向けてスタートガイドを読み解くポイントをまとめてみたいと思います。

はじめに 

Google 検索セントラル( https://developers.google.com/search?hl=JA )では、いくつかのトピックに別れて紹介されており、スタートガイドだけでも4種類存在します。 

今回は、「Google 検索の基本を学ぶ」について説明します。このスタートガイドは名前の通りGoogle検索の基本編となっていますので、はじめての方は最初にこちらをご覧になる事をおすすめします。 

とはいえ言い回しが中々難しい所もありますので、本コラムで分かりにくい部分を解説してみたいと思います。 
直接作業を行わない方や外部会社に業務依頼をしている方でも概念だけでも知っておいて損はないですよ! 

また、SEOに関しては誤った情報…個人の主観はまだしも、迷信レベルの情報がWeb上に掲載されている事も少なくありません。そういった情報の正誤はGoogle公式の情報を知っておく事でご自身で判断しやすくなりますので、小難しい話ですが目を通して頂けると幸いです。 

Google 検索の仕組みについて 

Google検索を行うと膨大な量のWebページが検索結果に表示されますが、どうやって検索結果に表示されるのか?そのプロセスを解説します。 

スタートガイド上では「グーグル検索の仕組み」の+αの情報となります。 

その方法とは、「ウェブクローラ」と呼ばれる完全自動化されたプログラムが存在し、ネット上に掲載されているWebサイトを走査してGoogleのデータベースに保存されるのです。 

ウェブクローラが走査する事を「クロール」すると言い、例えば新しくWebサイトを公開した後や更新を行った後に「Googleにクロールされたかな?」といった会話で使われたりします。 

クロールされた後は、Googleのデータベースに保存(=Google検索の対象に)される訳ですが、これを「インデックス登録」と言います。 

クロールとインデックス登録の概念を理解しておくことで、検索結果にWebサイトが表示されないといった問題が発生した際に、そもそもクロール及びインデックス登録がされていないのか、Webページを探す為の検索キーワードが適切ではないのかといった問題の切り分けが出来るようになります。 

ユーザーがGoogle検索を行うと、インデックス登録されたWebサイトからGoogle独自のアルゴリズムに則って表示序列が決められ、ユーザーの検索結果の画面に表示されるのです。 

ご自身のWebサイトが公開後、Google検索で検索結果に表示されればめでたしめでたしとなる訳ですね。 

ちなみに、この検索結果の表示順位をより良くする為の行為はSEO(Search Engine Optimization/検索エンジン最適化)と呼ばれています。 

クロールやインデックス登録についてもう少し詳しく知ってみよう 

先程クロールはウェブクローラと呼ばれるプログラムによって行われ、インデックス登録される事、Google検索が行われるとインデックス登録されたサイトの中から独自のアルゴリズムに則り表示序列が決められると書きました。今回はこの部分に触れているこちらのページの下記に注目してみましょう。 

”Google は、ページの URL を検出すると、そこにアクセス(つまりクロール)して内容を確認します。つまりページをレンダリングし、テキスト コンテンツとそれ以外のコンテンツ、および全体的な視覚的配置を分析して、そのページを検索結果のどこに表示するかを決定します。サイトが Google にとってよく理解できるものであれば、それだけそのコンテンツを必要とするユーザーに表示されやすくなります。” 

https://developers.google.com/search/docs/beginner/how-search-works?hl=JA#crawling

と記載があります。 

つまりWebサイトをGoogle検索上でユーザーの検索意図に合わせて表示させたい場合は、このウェブクローラに対して、いかにページの意図(内容)を伝えられるかがポイントとなってくるのです。 

さらに、こちらのページのGoogle がページを理解できるよう手助けするも見てみましょう。こちらに記載してある内容はページの意図(内容)を伝える為のガイドラインという訳ですね。基本的に全部重要と思いますが、今回は全てのWebサイトに共通して言える3項目に注目してみます。 

・情報が豊富で便利なサイトを作成し、コンテンツをわかりやすく正確にページに記述します。
・ユーザーがサイトを検索するときに入力する可能性の高いキーワードを検討し、そのキーワードを実際にサイトに含めるようにします。
・<title> 要素と alt 属性をわかりやすく、具体的で正確なものにします。

https://developers.google.com/search/docs/advanced/guidelines/webmaster-guidelines?hl=JA#expandable-2

改めて見ると当然の様に感じますが、Googleはそれだけ基本的なコンテンツ内容…つまり閲覧者であるユーザー本位である事を重視していると見て取れます。 

またGoogleは下記のメッセージを発信している事からも重要性が伺えますね! 

”Google はいつでも、有益で関連性の高い情報をユーザーに提供することを目指しています。” 

https://www.google.com/intl/ja/search/howsearchworks/mission/users/

つまり先程 ”ウェブクローラ” に対してページの意図を伝えられるかと書きましたが、Googleはユーザー本位の検索結果を目指しています。なので本質はユーザーニーズを掴むことである事が分かりますね! 

クロールのリクエストや拒否について 

基本的にクロールは数日から数週間程度で巡回されますが、急いでいたり確実を期したい場合は人間側からクロールのリクエストを送ることが出来ます。 

URLが少ない場合はURL検査ツールを利用し、URLが多ければサイトマップの利用を提示されています。この機能を利用するとインデックス登録も流れで行われます。 

どちらもGoogle Search Console(Googleサーチコンソール)より操作を行いますので、未導入の方はこの機会に導入することをおすすめします。 

逆にサイト制作中等の理由から一時的(または永続的に)クローリングをして欲しくない場合は meta robots 等で制御を掛けると良いかと思います。 

アクセス制限時の注意点 

サイト制作中といった場合等に関係者以外の閲覧を制限するベーシック認証やIP制限などアクセス制限が掛かっている場合は注意です。 

上記のような場合にはmeta robotsでnoindexも指示している場合が多いと思いますが、noindexを指示しているとクロールの頻度が下がるので、noindexを削除した後に公開してもすぐクロールされるとも限りません。なので上で紹介したクロールのリクエストを送信するのを忘れないようにしてください。 

スマートフォン対応について 

Googleでは2015年よりモバイルフレンドリーアップデートとして、モバイル端末で見やすいサイトの検索順位を引き上げる措置を行っていますので、特にこれからWebサイトを開設する場合はスマートフォン対応を前提に考えておいたほうが良いと思います。 

ただし、他の検索順位を決定する要素を無視する意味ではありませんので、スマートフォン対応のみで検索順位向上が見込める訳ではないことは留意しておく必要があります。 

Googleのツールやサービスに掲載してみよう 

こちらで紹介されている項目のうち、Search Console(サーチコンソール)とGoogleマイビジネスに注目してみます。どちらもGoogleアカウント(gmail)があれば無料で利用可能です。 

Search Consoleについて 

Search Console はURL検査ツールやサイトマップ送信に利用すると先に記載しましたが、Webサイトに訪問された検索ワードを取得する事ができます。 

どんなキーワードで、どのページに訪問されたかが分かるので、検索からの流入を調べたい場合は必須のツールになります。 

また万が一、セキュリティに問題が発生した時…例えばハッキングや、それによって有害なソフトウェアのダウンロードが促されている場合にも検知して警告してくれる機能も備わっています。 

Googleマイビジネスについて 

グーグル検索で「さくらインターネット大阪本社」と検索すると、検索結果の右側に企業情報が掲載されていますが、これはGoogleマイビジネスに登録された内容が表示されています。 

ビジネスオーナーが登録していなくてもGoogleのユーザーによって登録・情報の編集が行われている場合がありますが、オーナー確認を済ませることでご自身での情報発信はもとより、第三者からの編集を制限することが出来ます。さくらのレンタルサーバでWebサイトを構築できたらこちらにもURLを登録して下さいね。 

またGoogleMapでお店を検索する人も増えている様子ですので、実店舗をお持ちの方には特におすすめです! 

まとめ 

これまでの情報を簡単にまとめると下記になります。 

  • Googleの検索結果に掲載されるにはウェブクローラによる「クロール」と「インデックス登録」の2ステップが踏まれる。 
  • クロールのリクエストや拒否も出来るので、サイトの公開状況に合わせて注意して利用する。アクセス制限を行っている場合も要注意! 
  • 新規でWebサイトを作成する場合は、スマートフォン対応前提がオススメ。 
  • Google Search Consoleを導入しておいて損はない。 
  • 実店舗がある場合はGoogleマイビジネスの登録もオススメ。

今回の記事内容はGoogle検索に関わる情報のほんの一端ですが、Google公式のスタートガイドで一番最初に説明されるほど基礎的かつ重要な情報です。 

この情報を活用されて、皆さまのWebサイトのアクセスアップの一助になれば幸いです!

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執筆 尾崎 翔一

さくらインターネットでWebマーケティングを担当。 サイト運用中の方にも役立つような記事も書いていきたいと思います。